【銘酒探訪】大阪・池田の銘酒「呉春」|「呑み飽きしない」伝統の味

大阪・池田市。古くから「呉服(くれは)の里」として知られるこの地に、全国の日本酒愛好家から絶大な信頼を寄せられる銘醸蔵があります。

その名は「呉春(ごしゅん)」。

今回は、時代に流されず、ただひたすらに「呑み飽きしない旨い酒」を追求し続ける呉春の魅力をご紹介します。


|谷崎潤一郎と、池田の歴史が息づく酒

「呉春」という名は、江戸時代の絵師・松村呉春が池田の地を愛し、自らを育んだこの場所への敬意を込めて名乗った筆名に由来します。

「呉」は池田の古称、「春」は中国で「酒」を意味します。

また、呉春は文豪・谷崎潤一郎がこよなく愛した酒としても有名です。

派手な香りを競うのではなく、どこまでも上品で、スッと喉を通る。

その「引き算の美学」とも言える味わいは、繊細な感性を持つ文化人たちを虜にしてきました。


|呉春が掲げる「呑み飽きしない酒」の正体

現代の日本酒はフルーティーで華やかな香りのものが増えていますが、呉春が目指すのはその対極にあります。

  • 五月山の伏流水: 柔らかく、清らかな水が酒の骨格を作ります。
  • 「甘くもなく、辛くもない」: 一口飲んで驚くような派手さはありません。しかし、二杯、三杯と杯を重ねるごとに、米の確かな旨味が体に染み渡ります。
  • 究極の食中酒: 料理の味を邪魔せず、むしろ引き立てる。これこそが呉春が「飽きない」と言われる最大の理由です。


|西田本店がお届けする「呉春」三選(各1800ml)

当店では、蔵元の想いが詰まった3つの銘柄をご用意しております。

■ 呉春 特吟(特別吟醸酒)

幻の酒米「赤磐雄町」が織りなす品格

岡山県産の希少な「赤磐雄町(あかいわおまち)」を50%まで磨き上げた一品。吟醸酒でありながら、香りはあえて穏やかに抑えられています。

雄町米特有のふくよかなコクと、絹のような滑らかな喉越しは、特別な日の食卓にふさわしい逸品です。

■ 呉春 本醸造

ファンから「本丸」と慕われる不動の定番

呉春のラインナップの中で、最もバランスに優れていると言われるのがこの本醸造です。口当たりは非常に優しく、後味は驚くほど軽やか。

冷や(常温)で良し、ぬる燗で良し。毎日の晩酌にこれほど寄り添ってくれる酒は他にありません。

■ 呉春 池田酒(普通酒)

地元の日常に溶け込む、驚きのクオリティ

「普通酒のレベルで蔵の実力がわかる」という言葉を体現するのが、この池田酒です。糖類添加を一切せず、米本来の旨味を丁寧に引き出しています。

特にお燗にすると、ふっくらとした米の香りが立ち上がり、心まで温めてくれます。


|呉春 シリーズ 一覧

商品名特定名称原料米精米歩合特徴・味わい
呉春 特吟特別吟醸赤磐雄町50%上品な香りと豊かなコク。最高級の食中酒。
呉春 本醸造本醸造朝日・アケボノ他65%飽きのこないバランス。冷から燗まで万能。
呉春 池田酒普通酒五百万石他68%米の旨味を活かしたスッキリ口。お燗推奨。

|呉春をより楽しむために

呉春は、気取らずに楽しむのが一番の贅沢です。

新鮮な魚介のお造り、出汁の効いた煮物、あるいは少し塩気のきいた珍味。

和食全般はもちろん、日々の家庭料理とともに、その「変わらない安心感」をぜひ味わってみてください。

大阪・池田が誇る伝統の味。

西田本店では、品質管理を徹底し、蔵元の想いをそのままにお届けいたします。

呉春は非常に人気の高い銘柄のため、在庫状況が変動いたします。